AMやめてFM一本化認めるべき問題【AMとFMの違い】

2019年8月30日

こんなニュースが飛び込んできた。
NHK『「ラジオ局AMやめてFM一本化認めるべき」総務省有識者会議』
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190830/k10012057061000.html

最初なんのこっちゃか理解ができなかった。

目次

部屋とラジオと私

FMラジオとAMラジオが2つに分かれていることをあまりにも当然として生きてきた。

学生時代、FMラジオは洋楽が流れる陽キャのものでほとんど聞かなかった

しかし深夜のAMラジオはひたすら聞いていた。

懐かしいTBS JUNK

JUNK ZEROがあった時代

宮川賢の夜な夜なニュースいぢり X-Radio バツラジがあった時代

そこには常にAMラジオがあった。

ラジオと私は友達だった。

この電波以外には友達などいなかった学生時代。

夜11時からのTBSラジオだけが心の拠り所であった。

え、AMとFMってそんな簡単に代替できんの?

というのが今回のニュースを初めて聞いた感想である。

そもそもAMラジオとFMラジオの違いは何なのか

技術的な話をすれば、"波"が違う。

高校の物理で出てきた"波"である。

要はAMは場長がめっちゃ長い。

FM(3m-4m)の100倍近い波長の長さ

つまり、AM放送は回り込みやすく遮蔽物に強い、遠くまで届く。その代わり音はあまりクリアではない。

FM放送はその逆。

だからAMは喋りが中心でFMは音楽が中心なのである。

喋りに多少のノイズが入っても問題はないが音楽にノイズが入っては話にならない。

ではなぜAMとFMが存在しているのか、今回の問題点は何か?

NHKニュースの解説によるとそもそもAMラジオはFMの補完となる役割を担っているらしい。

民放のAMラジオ各局は、災害時の補完放送としてAMの番組を「ワイドFM」と呼ばれる特定の周波数のFMでも流していますが、現在の制度ではAM放送をやめてFMだけで放送することは認められていません。

これが経営の悪化からAMやめてFMだけでやっていっていいよ、というのが今回の要因のようだ。

確かに、ラジオのスポンサーって創価学会とパンチコ屋しかいないよな

伊集院光氏の深夜の馬鹿力もスポンサーに大変苦労していた時代もあったようだし、そもそもラジオなんて我々のような陰キャしか聞かないので細々としたものなのだろう。

それに加え、今やAmazonプライムやYoutubeなど場所と時間を選ばない娯楽コンテンツの多いこと。

リストカッター健一、復活しねぇかなぁと中学時代から使っているラジオチューナーに1人子ども部屋で華金に話かけている。