【台風19号】氾濫・決壊の基準は何?【多摩川】
氾濫:雨などによって川が溢れてしまうこと。容量オーバー。
決壊:堤防が崩れて川の水が意図しない方面に流れてしまうこと。器が破損。
目次
コップに水を注ぐことを考える
水の入れすぎで溢れるのが氾濫、コップの一部に穴が開いてしまって漏れてしまうのが決壊
台風19号による氾濫
2019年10月12日に関東上陸した台風19号で多くの河川が氾濫ギリギリ・実際に氾濫をしました。
都内だと22時頃に多摩川が氾濫というニュースが流れてきました。
川の水位を見ることができるサイトでは、夕方には氾濫危険の8.4mを夕方に超えています。
河川の氾濫とは?
ではそもそも氾濫とは何なのでしょうか。
決壊とは何が違うのでしょう。
大雨で川の水位が上がって、堤防の高さを越えたり、堤防が壊れて、水があふれる現象です(これを外水氾濫といいます)。
東京都防災ホームページより
東京都防災HPでは次のように解説されています。
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/mytimeline/1006345/1006339/1006291.html
市街地にある普通の川の"氾濫"
大きな川の"氾濫"(多摩川・荒川等)
決壊とは?
では氾濫に対して決壊とは何なのか。
決壊:堤防が崩れて川の水が意図しない方面に流れてしまうこと
決壊は水があふれるタイプの氾濫と違って事前察知が難しいという問題もあります。