【コロナ】PCR検査と抗体検査の違い【感染】

2020年5月4日

目次

PCR検査と抗体検査の違い

PCR検査抗体検査
目的現在、感染しているか過去、感染したか
採取自分で出来ない自分で出来る
精度中~高低~中
医療従事者への感染確率

PCR検査

PCR検査のメインは今現在、感染しているかということにあります。

そして、検査するために採取するのはインフルエンザ検査と同じく、鼻の奥に検査棒を突っ込みます。

精度は検査キットによってまちまちですが、抗体検査に比べれば高いことが一般的です。

さらに問題点として、医療従事者が採取する必要があるため、医療従事者への感染リスクがあります。

抗体検査

抗体検査の目的は、名前の通り、抗体を持っているかどうかを調べることにあります。

人間は一度ウイルスにかかり、そのウイルスとの闘いに勝つと抗体ができます。

つまり、抗体検査で抗体が確認されれば、過去にそのウイルスにかかったことがあるかわかるわけです。

この抗体検査を行うことで、無自覚感染もあるコロナウイルスがどの程度広がっていたか、予測することが可能になります。

PCR検査と違い、自分で採取(採血)できる点から手軽で、医療従事者への感染リスクもないのが特徴です。

一方で、一般的には、精度はPCR検査よりも低いことが問題として挙げられています。